釣行記事
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『初釣りで釣れたよ』 桜 井 卓 也
1月8日に今年の初釣りを白石湖で行う予定だったが、雪のため断念、1月13日に7日の役員会で伊藤一樹さんが勧めてくれた矢口浦の海山フィッシングセンターに初釣りに一人で出かけた。
当日は曇り空で「降らなかったらいいなぁ」と思いながら、AM6時に受付をしてAM6:30の出船で2号イカダに一人で乗った。釣り客は私を含め3人でそれぞれ3号、4号イカダに一人ずつ上がった。
ここの釣り場は、キビレも多いところなので、朝一はダンゴを打たずにボケエサで竿下より扇状に4Bオモリ〜1号オモリで探ってみるが、時折底より1mぐらい上で小さいアタリがあるがボケを少し囓るだけで全部食べることはない。潮はほんの少し流れるぐらいでほとんど動かない。結局キビレからのラブコールはなくAM9時ごろよりダンゴを使いオキアミ中心にして、アケミ半貝、丸貝、むき身、ボケをローテーションさせながら、完全フカセ〜3Bオモリで打ち返していき、そのようにして作ったポイントにひたすら打ち返すがボラはおろかエサ取りもいないようで、エサがそのまま上がってくる。中層も探ってみるが朝いたエサ取りもいなくなっていて、エサは無傷で上がってくる。
ジアイはPM3時ごろだと聞いていたのでそれまでひたすら同じペースで打ち返し、そしてPM3時がやってきたが、状況は全然変わらない。ふと3号・4号イカダの方に目をやるとしきりに合わせを入れたり、やり取りをしたりしている「あっちは魚が寄っているようだ」と思いながらも気合いを入れ打ち返すが、魚の気配はない。
「今日はダメかな」と思いながら、納竿のPM5時まで残り1時間となり思い切ってダンゴを打つのを止めてボケ一本で遠投を始めた2投目に人が乗っていない右隣の1号イカダギリギリに投げたのが着底前より「コンコン」とアタリがあり着底後も当たっている。この季節、この時間帯にこれを逃したり、バラしたりしたらもう終わってしまうと思いながら竿先に集中していると「グッ」と押さえ込んだ所で合わせた。
「乗った!」そしてやり取りに入ると前に走る、しかし「年無し」を前提としたタックルなので難なく上がってきたのはチヌ?いやキビレであった。タモ入れをしてスカリに入れ素早くハリを結び直して次を狙うが、なかなか今度はアタリが出ない、遠投して竿下まで誘ってくるがフワフワとしたボラのスレアタリが出始めるが時すでに遅く迎えの船がやって来てやむなく納竿、そして3号.4号イカダに他の釣り人を迎えに行くと3号イカダで31cmのチヌ1匹、4号イカダで25cm前後のチヌ2匹となんとマダイの65cmがドデーンとスカリに入っていました。渡船場に着き検寸をして写真を撮って貰いました(キビレで恥ずかしいョ)。
本日の私の釣果 キビレ 46cm 1枚
ボーズを覚悟していただけにキビレでも釣れたのは少しうれしかったが、キビレは居たら「釣れる魚」で「釣った魚」ではないので今後はもっと精進して年無しチヌを狙って釣行を重ねたいと思います。
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当日のデータ 1月13日 日曜日 中潮 天気曇り |
久々の大釣り日記
会長 奥田弘美
12月3日〔日曜日)
和具・出口渡船(出船 6:30ー納竿16:30)小潮・水温22度・上潮
9時30分ごろまで餌取りはいない。
10時前、底潮が冷たいと思って、底を40cm〜50cm切るとあたり!
立て続けに27cm〜30cmを5枚ゲット。
10時過ぎごろから水温が上がったのか、底で連発!!
夕方4時ごろまで、それが続いた。
同クラブの早瀬君が12枚の釣果。結果2人で44枚。
型はともかく、冬場の釣においては大満足の結果だった。
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畔蛸釣行記
大内住夫
11月25日(土)落ちのクロダイを狙って畔蛸の龍丸へ釣行した。現地へ早めに着いて車中で仮眠。朝5時半、眼が覚めると周りは既に20人以上の釣人で賑やかである。受付を済ませ1番船で沖の10号カセへ上げてもらった。10号カセは的矢湾の湾口の真珠棚の周りに掛けてあるカセの一つで、潮もそれほど速くなく水深も10m位で釣りやすいポイントである。天気は無風で波やうねりもなく絶好の釣日和である。
仕掛けをセットし、丸貝を付けて第1投。潮は緩やかに沖に向かって流れている。カセの前後左右を探ってみるが反応なし。10分程であきらめ置き竿にしてダンゴの準備にかかることにした。ダンゴを練りながら、ふと穂先を見るとアタリが出ている。「これはフグではない」と高鳴る胸の鼓動を押えつつリールを巻きにかかると、カセの下へ走りだした。ハリスが1.5号と細いので慎重にやりとりし何度かの締め込みをかわしながら無事タモに取り込んだ。年無しには及ばないものの45cm以上はありそうなクロダイである。朝一番の釣果に気分を良くし、暫く丸貝で粘ってみたが以後アタリはなくダンゴで寄せる事に作戦変更。ダンゴにシラサエビを数匹混ぜて打返しを続ける。水温がまだ下がっていないせいか、底ではカワハギやフグのエサ取りが活発である。 約1時間打返しを続けた午前8時半過ぎ、「ツン!」というアタリが出た。その後のモタレるような小さなアタリを合わせるとクロダイ特有の節目のある小気味よい引きが伝わってきて、海面に30cm弱のクロダイが姿を見せた。タモを使うほどではないので抜き上げる。針を結び直して投入。又、同じようなアタリで二匹目が掛かった。どうやらシラサエビを包んだダンゴが効いてきてカセの下にクロダイが寄ってくれたようである。クロダイ釣りで難しいのは合わせのタイミングであるがシラサエビを使うと「ツン!」という前アタリがはっきり出る。その後糸を送り込まず、穂先を持ち上げ気味にして待っていると「スー!」と穂先が入ったり、モタレるような小さなアタリが出る。そこですかさず合わせを入れるとガッチリ針掛かりする。この方法で午前中に12〜13匹掛けることが出来た。この調子なら納竿までに30匹位は釣れるだろうと予想したが現実はそう甘くはなかった。 午後に入ると周りの筏やカセでも竿が曲りだした。それに反比例するように私のカセはアタリが少し遠くなった。結局、午後 5匹を追加しただけで納竿を迎えた。陸に上がって計測してみると、クロダイ
24〜31cm 16匹、46cm 1匹、他に 32cmグレ1匹という結果で、まずまず満足のいく釣行であった。
これからの見通しとしては、北西の風が吹いて水温が下がっている時は喰いが悪く水温が下げ止まるか少し上がり気味になった時に喰いが立つので、釣行される時は天気予報をよく注意して冬型の気圧配置がゆるむ、小春日和の日を選んで釣行すれば良い釣果が得られると思う。
問い合わせ 龍丸渡船 0599-33-6583
恐ろしき素人
小松信也
10月29日チヌかかり釣り評議会の大会に出席するため、仕事終了後石川県からはるばる名古屋に向かった。約3時間で名古屋に到着。少し仮眠をとる予定が巨人ファンの私は野球に熱中してしまい、仮眠をとるのを忘れてしまった。「ありゃ〜」と思ったときには既に集合時間になっていた。本日の釣り場は古和浦のタカラ渡船。約100人の名人が腕を競い、大型のチヌを狙う。私みたいなど素人が参加しても良いものだろうかと思いながらも素人の恐ろしさを皆に教えてやろうと意気込んでいた。

6時前にいよいよ出船。私は湾口の小割りに乗ることになり、荷物を降ろし準備をしていたがあまりのスペースの狭さにビックリ!椅子を置くと15センチ程しか残っていない。下手をすればバックドロップで海に転落するのではと心配で仕方ない。なんとか仕掛けをセットし、第一投は丸貝で落とし込んでみた。(石川ではあまりダンゴを使わずアケミをパラパラ撒きながら釣る。あまりダンゴを使うと大きなチヌは釣れないそうです。)落とし込むが、なかなか底には着かない。「あれぇ糸足りんぞー」出ました素人ならではのワザ。慌てて予備のスプールに交換し、丸貝で落とし込んでみる。見る見るうちに糸が無くなり「なにぃー」これも糸が足りんぞー!!いきなりの嘆きである。まさか、糸巻きからスタートするとは夢にも思わなかった。何とか糸を巻き、本日2度目の第一投。すると向こうの方から船がやって来て「おーい、釣れたかー」と聞かれましたが、まさか「今から始めたところです」とも言えず、「まだ釣れん」と言うしかなかった。情けないー。既に7時をまわり気合いを入れ直して丸貝で攻めるが、何の反応もない。すかさずにオキアミにチェンジ。しかし、そのままの姿で戻ってくる。エサ取りもおらんのかと思いながら、ボケ、アケミ、ムキミのローテーションで釣るが、ただの一度も取らない。仕方なくダンゴの準備。しかし、ダンゴを使っても何の反応もない。そのうちに養殖業者の船が来てマダイにエサをやり始めた。よしチャンス。これで魚も寄ってくるだろうと思ったがエサは取られない。まさか真冬の釣りをするなんて・・・。
このままではいけないと思い、昼から筏に変わることに。折角作ったポイントだが仕方ない。またまた気合いを入れ直してのスタート。ダンゴとアケミをいつもより多く撒き、本日3回目の第一投。ダンゴからオキアミが抜けるとエサ取りの反応あり。これで少しはやる気が出てきた。一投毎に追いダンゴを1つと、アケミを5〜6個撒きながら、まずはチヌを寄せる作戦に出た。そのうちカワハギやチャリコが釣れだし、なかなかイイ感じになってきた。
時計は既に2時。もう時間がないし、今日はボーズだなと思っていた。その時であった。またまたエサ取りのようなアタリが穂先に表れ、まさかと思いながらアワセてみる。ズドン!と腕が腰の高さで止まり、次の瞬間強烈な締め込みが始まった。こっこれはクリティカルヒットだ。思いっきり腕を伸ばして耐え、それでも引き込まれそうなときは両手で竿を支えて凌ぐ、小フグやカワハギなら糸を出すことまではしないのに、この爆発力は間違いなくチヌだと確信した。少し弱ってきたところを見極め、すかさず2度のポンピング。しかし、ヤツのパワーは半端じゃなく、この期に及んでもまだ底へ底へと潜っていく。ギシギシッとリールが悲鳴をあげる。フロロカーボン2.5号通しの限界を感じながらも、自分の持てるスーパーアルティメットテクニックと、力の全てを出し切り戦った。まさに死闘と呼べるやり取りだ。「ギャフを打とうか」と偶然近くを通りかかった名手の大野恭裕氏(36歳、名古屋市千種区)も青筋を立て、鼻水を流し応援してくれる。その鬼気迫る形相に失神しないかこっちが心配になる。約8秒間の常識を越えた戦いの末、やがてガバッと海面を割ったのは27センチの大チヌであった。過去に幾多の釣り針の洗礼を受けてきたことを全身についた古傷が物語っていた。まだこんな化け物が潜んでいるとは、さすがは古和浦である。タモに収まった老兵が「まいったな。見事な取り込みだ」と笑ったような気がした。その瞬間、全身の力が抜けていく。長い私の釣り歴の中でも希にみる苦戦であったが、何とか1匹を釣ることができた。ファイナルウエポンまで使わされ、精根尽き果てた私は腕が疲れてもう二度と竿を持つことができなかった。百戦錬磨のチヌに口を使わせたエサは、なんとジャスコで買った《富山産ひらたえび!》他の釣り人もあまり連れていないと、或秘密組織からの情報があり、もしかしてトロフィーが貰えるのでは・・・と思いながら終了時刻をむかえた。
いよいよ結果発表。1位2位と発表していき、ついに最後のトロフィー。「5位。名古屋かかりの小松さん27.3センチ」と言われたとき、顔から火が出るほど恥ずかしかった。大チヌ狙いの私にとってはリリースサイズのチンタだが、5位は5位。嬉しさ半分恥ずかしさ半分でトロフィーを受け取った。その様子を見ていた奥田会長が「小松名人、君こそ名古屋かかりのヒーロー。こんなうれしいことはない」と泣いていた。鳴り止まぬ拍手と歓声の中、戦場をあとにした。その後、時間の経過とともに恥ずかしさを忘れ、今では一番目立つテレビの上でトロフィーはそびえ立っている。最後になりますが、奥田会長、船頭さん、OBCの大野さん。声援を送ってくださった全国47万人の私のファンの皆様。そして、死力を尽くして戦ってくれた古和浦のチヌに感謝しております。なんちゃって!